ニキビの上からメイクをしても大丈夫？

炎症が酷く潰れてしまったニキビには傷口があるので、化粧水やジェルなどでのスキンケアやファンデーションなどのメイクが刺激になり、痛みを感じてしまうことがあります。ニキビの状態にあわせたスキンケア・メイクが大切です。

まだ潰れていないニキビなら、ジェルやクリームなどで丁寧に保湿し、肌に優しいメイク用品でニキビを上手にカバーすることもできるでしょう。また、メイクすることによって外部の刺激から肌を守ることもできます。

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ニキビができている部分は、紫外線や細菌、摩擦などの刺激に敏感になっています。メイクをする際は、摩擦や製品選びに配慮しましょう。何度も塗り重ねなくてもすむよう、肌にのせて軽く押さえるだけで安定するジェルやクリームなどの製品を選ぶと、擦りすぎてしまう心配がありません。また、外部からの刺激を守れるよう、紫外線対策や低刺激性のジェル・クリームなどを選ぶことも重要です。

ニキビ肌向けスキンケアのおすすめテクニックをご紹介！

ニキビができた際のお手入れには、気をつけるべきポイントがあります。

ニキビ肌のスキンケアは清潔第一！

ニキビは、アクネ菌が毛穴で炎症を起こすことにより発生するものです。炎症で弱った肌は、他の細菌も入りやすい状況になっています。スキンケアやメイクの前には必ず手を洗い、ニキビに触れるスキンケアやメイクアップの道具は、使い捨ての綿棒やパフなどを使用するようにしましょう。

ニキビのような肌の一部分を気にしていると、顔全体のバランスを忘れてしまうことがあります。大きな鏡を使って、全体のバランスを見ながらメイクをするようにしましょう。

ニキビ肌のスキンケアの入口は化粧水

ニキビは、乾燥肌が原因となることもあります。乾燥肌には、水分をしっかり補充してあげなければなりません。洗顔後最初に使う化粧水は、お肌の状況を整え、ニキビができにくいお肌を育てる成分を含む医薬部外品を選ぶとよいでしょう。手に取った化粧水をそっと肌に押し当て、なじませるようにするのがポイントです。

ジェル状やクリーム状が人気！ニキビ肌の水分の蒸発を防ぐ保湿化粧品

ニキビをカバーする際には、乳液のような液体の保湿化粧品よりも、ジェル状やクリーム状の保湿化粧品がおすすめです。米粒ほどの保湿化粧品を指先に取りニキビにそっと乗せ、そのまま優しく押さえてニキビになじませます。ニキビ周辺の肌をなじませるイメージでやるとうまくいきやすいです。

メイク用品にも気を遣おう

ニキビを目立たなくする場合、コンシーラーを使うのも人気です。周辺の肌の色より少しだけ暗めの色をニキビにのせ、次に周辺の肌と同じ色でカバーするとニキビの赤みが目立たなくなるでしょう。できるだけメイク用品も、ニキビ肌用のものを探してみるとよいでしょう。

スキンケアにいい保湿成分とは？

お肌の中にはもともと、潤いを保つヒアルロン酸やアミノ酸、肌のハリを保つコラーゲン、水分の蒸発を防ぐバリア機能のセラミドなどが含まれています。これらはいずれも保湿にまつわる成分です。ニキビができにくい肌を育てて保湿もできるニキビ用の薬用アイテムでは、これらの成分が含まれています。

スキンケア用品のなかには、もともとの肌の機能を補う保湿成分のほかにも、美白成分、エイジングケア成分、抗菌・抗炎症成分などが含まれているものがあります。このうちの抗菌・抗炎症成分が含まれている製品の多くは、ニキビ用の薬用アイテムです。

ニキビのある肌はすでに炎症があったり、炎症を起こしやすかったりします。保湿以外にも、抗菌・抗炎症成分が含まれている薬用ジェルやクリームなどがおすすめです。

このほかにも、天然由来成分のエキスが抗菌・抗炎症成分として加えられている場合もあります。

植物由来エキス

最近は、植物由来エキスを含んだスキンケア製品が注目を集めています。特にセラミドでは、グルコシルセラミドは米ぬかや小麦胚芽などから抽出され、色素沈着を抑制する美白作用もあることが分かってきているのです。

ニキビケア・エイジングケアにおすすめ！イソフラボン配合の人気アイテム！

保湿成分と抗菌・抗炎症成分のほかに、ニキビ肌におすすめなのが、肌のホルモンバランスを整える成分です。

お肌にも性ホルモンが関係する？

人の身体のなかでは性別に関わらず男性ホルモンと女性ホルモンが働いており、どちらが多いかでバランスをとっている状態です。

ニキビができやすい人はストレスや肌へのダメージなどで、交感神経が優位になっているといわれています。交感神経が優位な状況では男性ホルモンが活発に働くので、角質層の柔軟性が失われてしまいやすいのです。

角質層が硬くなると毛穴が収縮したり、角栓ができたりしてニキビができやすくなってしまいます。

イソフラボンといえば大豆

大豆に多く含まれていることでよく知られているフラボノイドの仲間がイソフラボンです。その構造は女性ホルモンに似ているため、人の身体のなかで女性ホルモンのような働きをすることがあります。

イソフラボンが、ヒオウギエキスのなかに！

この大豆のイソフラボンよりも、さらに女性ホルモンと構造が似ているとされているのが、ヒオウギエキスから抽出されるイソフラボンです。

ヒオウギは、アジアに自生している植物で、古くから鑑賞や薬用として取り入れられてきたアヤメ科の植物です。ヒオウギから抽出されるのは、大豆から抽出されるイソフラボンから糖が分離している「アグリコン型イソフラボン」です。人の細胞により浸透しやすく、身体のなかでホルモンバランスを整える働きをします。ジェルやクリームなど、薬用アイテムを探す際には、イソフラボン配合のアイテムを選ぶのがおすすめです。